妙高フレンドスクール
妙高市内の5つの小学校の6年生108名(新井小6年2組、吉木小6年、新井北小6年、新井中央小6年2組)が、
6泊7日の妙高フレンドスクールに参加しました。
新井中学校区の6年生が、第1ブロック、第2ブロックに分かれ、
妙高中学校・新井南中学校区の6年生が、第3ブロックとして
妙高フレンドスクールに参加します。
来年度、それぞれの中学校で一緒になる子どもたちです。
独立法人「妙高青少年自然の家」での6泊7日の宿泊体験活動を通じ、
たくましく生きる力を育てるとともに
仲間と協力し合う経験を積み、
中1ギャップ解消をねらっています。
最初は、
「7日間も家から離れ、大丈夫かな?」「テレビのない生活は…大丈夫かな?」
「他校の友達とうまくいくかな?」…と、
心配していた子どもたちも、無事7日間を過ごし、
「また来たいな」
「他校の友達がたくさんできて、中学校へ行くのが楽しみだな」…と、
帰ってきました。
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1日目大きな荷物を持って…6泊7日のフレンドスクールに出発!

妙高市のバスが迎えに来ました。
およそ110名の子どもたちが、14の活動班に分かれて活動します。
活動班は、市教委の担当者が、各校名簿順に振り分けてくれました。
宿泊する部屋割りは、各校混ざり合うように、男女別の名簿順で分けました(生活班)。
自校の友達はいない、他校の友達と過ごす生活班・活動班。
「うまくやっていけるのかな?」
ドキドキしながら重い荷物を抱えてバスに乗りました。

開校式
主催者あいさつの後、大学生ボランティアの紹介。
たくさんのスタッフが子どもたちの活動をサポートしてくれました。
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2日目「火山学習」
妙高山は、外輪山に囲まれた典型的な複式火外だそうです。(標高2,454m)

鉱石を顕微鏡で観察

薬品を使っての火山の噴火実験 「妙高青少年自然の家」周辺の
大田切川を観察しながら
地層のでき方を学習しました。
燕温泉まで行き、惣滝を見たり足湯に入ったりしました。
もちろん、学習したことをカードにまとめました。
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3日目「火打登山」
火打山は、標高2,462m。
火山でないため、妙高山に比べ、高山植物の種類が豊富なんだそうです。

登山口「さあ、出発だ!」

黒沢橋で休憩

富士見平 雪の上で昼食 休憩・昼食の後、 さあ下山です!
フレンドスクールでは、天狗の庭」「高谷池」を目指す予定でしたが、
登山道には、まだまだ雪渓が残っていたため、富士見平までの登山となりました。
途中、十二曲がりなど、苦しい箇所もありましたが、
友達と声を掛け合うことによって
無事、登山することができました。
富士見平(標高2060m)
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4日目「野外炊飯」…他校の子どもたちと一緒にカレーづくり

玉ネギ切り ⇒ 涙が…目にしみるよ…

カレーが出来上がりました。
ご飯も上手に炊けました。
みんなでおいしくいただきました。
カレーを食べた後、「家族への手紙」を書き、
これまでの洗濯物を洗いました。
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5日目「秘密基地づくり」
独立法人「妙高青少年自然の家」の周りの森
活動班ごとに秘密基地をつくりました。
どんな基地にしようかな?……みんなで話し合い、設計図を描きました。
木の幹を利用し、枝や葉っぱを集め、
それらを縄で結びながらつくりました。



素敵な秘密基地が完成しました。
毎日、夕食の後は、チャレンジタイムの内容を相談したり、
漢字ドリルや計算ドリルなどの自主学習をしたりします。
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6日目「妙高アドベンチャー」
2つの活動班が1つのグループになり、
「妙高アドベンチャー」のプログラムを体験しました。
「妙高アドベンチャー」のプログラムは、
仲間と協力しなければやり遂げられないものばかりです。
助け合うことの難しさと大切さを学びました。
「キャッチ!」の掛け声で、隣の人の人差し指をキャッチします。
自分の人差し指はキャッチされないように、
素早く引っ込めます。

「講師の先生に丸太の上にのろう」と、
声をかけられた子どもたち。
自由にのった丸太の上で、声を出すことなく、誕生日順に並び替わるように
と、指示が出されました。
落ちないように、気をつけて…、指でサインを出しながら移動していました。

長い板の上にみんなでのり、
むかで競争のように、声を掛け合い、進みます。
板を登ります。下から押し上げる人、上から引っ張りあげる人、応援する人…
みんなで力を合わせます。
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7日目最終日:チャレンジタイム
この日のために、毎晩、班ごとで相談してきました。
何でもOK。
大学生ボランティアさんに相談しながら
何をしよう。そのためには何が必要。係分担は?……。
バームクーヘンをつくる班、思い出のアルバムをつくる班、足湯をつくる班…様々でした。


バームクーヘンづくりと出来上がったバームクーヘン クレープづくり
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「楽しかったよ! またね!」
最後まで他校の友達との別れを惜しんでいました。
他校の子どもたちと友達になった子どもたちは、
「中学校へ行くのが楽しみ」「また、フレンドスクール行きたいな」…と、
言っていました。
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